漫画『復讐の情炎は愛を孕む』ネタバレ感想と見どころ|愛と憎しみの鎖に縛られて

少女・女性コミック

漫画『復讐の情炎は愛を孕む』は、復讐と愛が交錯する大正ロマン風ラブストーリー作品です。

家族を殺した茉瑠に復讐を誓った用心棒の本崎。しかし、茉瑠の境遇を目の当たりにすると、新たな気持ちを抱くことになるのです。

モモジ
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二人の切なくも熱い物語を、ぜひお見逃しなく!

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漫画【復讐の情炎は愛を孕む】基本情報

作者 山本巳未
ジャンル 女性漫画
出版社 めちゃコミックオリジナル
レーベル 女の子のヒミツ

『復讐の情炎は愛を孕む』は、漫画家“山本巳未先生”の連載作品です。

山本巳未先生は、大人女子にピッタリの美しい作画が特徴で、今回の作品では大正時代風の世界で繰り広げられる復讐と愛憎が交錯するストーリーが描かれています。

教祖として身を犠牲に生きる茉瑠と、家族を殺され復讐を誓う用心棒の本崎。復讐心と次第に芽生える愛が交錯し、二人の運命は大きく複雑に絡み合っていきます。

両親の呪縛から茉瑠は本当に解放されるのか、復讐に燃える本崎との関係は愛に変わるのか…。

茉瑠と本崎、二人の切なくも熱い物語から目が離せません!!

【4話無料】復讐の情炎は愛を孕む - めちゃコミック
「処女でなくなれば、力を失うんだって?」茉瑠、23歳。役目は「癒瑠(ヨル)ノ会」の象徴・幸せの聖乙女として、清く正しく、貞淑でいること。さもなければ世界は滅びてしまうのだと、...
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【復讐の情炎は愛を孕む】どんな物語?あらすじを少しだけご紹介

捨て子の教祖様

茉瑠は、捨て子として暮らしていたところを、今の両親に救われて生活しています。しかし、その暮らしは“普通の暮らし”とはほど遠く、「癒瑠ノ会」という宗教集団の教祖として生きてきたのです。

白くて美しい肌、緑色の透きとおった瞳、そして処女の血。すべてを兼ね備えた茉瑠の存在に、多くの人々が夢中になっていったのです。

茉瑠自身も、必要とされていることに幸せを感じ、「世界平和のために」と自分の身になにが起きても受け入れるしかありません。

しかし、両親はお金を稼ぐために、茉瑠のカラダを売ることばかりを考えていたのです。

本崎との出会い

元信者から襲われそうになった茉瑠を助けてくれたのは、「地方から出てきた」という本崎でした。

本崎も癒瑠ノ会から教えを説いてもらうために上京してきたとのこと。たくましい身体に、力強い腕っぷしを魅せられた両親は、茉瑠の用心棒として雇うことを決めるのです。

それからというもの、どこへいくのも茉瑠とともに行動する本崎。頼りになる反面、どこか不気味な印象を持ちはじめます。

そんなある日。本崎は両親からの言いなりで生活している茉瑠をベッドへ押し倒すと、「癒瑠ノ会に殺された家族の復讐をしにきた」と打ち明けてきたのでした…。

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【復讐の情炎は愛を孕む】注目ポイントを紹介

ここでは、作品の注目ポイントを2つ厳選してご紹介します。

注目ポイントその①:茉瑠は呪縛から解放されるのか

両親に騙され、金稼ぎの道具として売られてきた茉瑠は、「自分が世界を平和にしている」と信じ切っています。

そんな茉瑠が、両親からの呪縛に気づき、解放されるときがくるのか。

茉瑠の存在こそが、お金を稼ぐためのすべてになるので、両親は簡単に茉瑠のことを手放すはずがありません。

悪魔のような両親からどう逃げ出していくのか、呪いのような生活から解放されることができるのか、これから大きな波乱が待ち受けていると思います。

注目ポイントその②:本崎との関係

命の恩人かと思った本崎ですが、実は家族の仇をうつために癒瑠ノ会へ侵入してきたとのこと。

茉瑠は、あっけなく殺されてしまうのか…と思うのですが、本崎こそ茉瑠の人生で初めて「ひとりの女性」として接してくれる存在になるのです。

教祖と復讐人という立場の違う二人が、これからの生活のなかでどう関係が変わっているのか注目です!

茉瑠にとって、唯一無二の存在になることは間違いなさそうです。

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【復讐の情炎は愛を孕む】読んだ感想・レビュー(ネタバレ注意)

両親の鬼畜っぷり

茉瑠は、捨て子として生きてきて、悲惨な生活を送ってきましたが、今の両親と出会ったことで幸せになったと思い込んでいますが、実はそうじゃない!

茉瑠を教祖として仕立て上げ、信者たちから金を巻き上げる魂胆が本当にひどいです。

両親には実の娘も存在しますが、「その子を売ることはできない」と、実子と継子と差別する様子がみられます。

両親ことを心の底から信用している茉瑠にとって、大きな裏切りですよね。

本崎の過去になにが?

最初は、まるで信者かのようなふるまいをして、癒瑠ノ会にまぎれこんできた本崎ですが、実は家族の敵討ちをするために茉瑠に近づいてきたようです。

一体過去になにがあったのでしょうか。

本崎は、「この宗教によって家族が殺された」といっていますが、家族が元信者だったのか…。でも本崎は、地方出身なので、都にある癒瑠ノ会とは繋がりがなさそうです。

本崎と癒瑠ノ会との関係が気になります!

本崎は茉瑠を救うのか?

家族の敵討ちとして、茉瑠に近づく本崎ですが、茉瑠のおかれた状況を理解しはじめます。

家族からひどい仕打ちをうけながらも、その自覚がなく淡々と“おつとめ”をこなす姿に、いろいろ感じるものがありそうです。

今すぐにでも殺したい気持ちがありながらも、ひとりの女性として茉瑠に接する本崎をみていると、これからの展開で気持ちが大きく動いていきそうな予感がします。

不幸ばかりの茉瑠が、本崎と出会ったことで、良い人生を送ってくれる結末だと嬉しいですよね。

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まとめ

幼いころから両親の思惑通りに、宗教の教祖として生きてきた茉瑠ですが、用心棒として雇った本崎との出会いで人生が大きく変わっていきます。

茉瑠は、両親の呪縛から逃げることはできるのか、本崎との関係に変化にも注目です!

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