漫画『その恋、私にちょうだい』は、高校時代に恋心を抱いていたクラスメイトと再会し、まさかのセフレ関係になってしまった主人公の切ないラブストーリーとなっています。

少しずつ距離を縮めていく二人に胸がきゅっとなる作品です。
本記事ではそんな『その恋、私にちょうだい』を読んだ感想や見どころをご紹介します♪
漫画【その恋、私にちょうだい】について
作者 | 小山ジム |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | DTSパブリッシング |
レーベル | ティラミス |
作品情報
『その恋、私にちょうだい』は、漫画家“小山ジム先生”が描く、ちょっぴり切ないラブストーリーです。

読み終わったあとに“人を想うあたたかい気持ち”が残るような作品となっています。
憧れを抱いていたクラスメイトと夜の街で再会。純粋で素朴な彼女はどこにもおらず、いきなりカラダの関係をせまってくる大人の女性へと変わってしまっていたのです。
一体過去になにがあったのか……過去と現在が交錯する大人恋愛をぜひお楽しみください♪
こんな人におススメ!

一途な男性が大好きな方におススメの作品です!
高校時代から一途に榊木を想っている植本の姿は、大人が忘れかけている「ピュアな恋心」を思い出させてくれます。
過去になにかを隠している榊木の姿も、社会にでて厳しい現実を知ってしまった大人が共感することも多く、切ない恋物語を堪能できることまちがなしです!
【その恋、私にちょうだい】見どころをご紹介
物語の見どころ、「榊木の過去」と「もう一度喜んでもらえるか」についてご紹介します♪
見どころ①:榊木の過去
高校卒業以来、久しぶりに榊木と再会した植本。しかし榊木は、まるで別人のように変わっていました。
この空白の数年で、いったいなにがあったのでしょうか。
あの純粋だった女の子が、再会して数時間でカラダの関係を迫る“遊び慣れている女子”に変わってしまうなんて、きっと大きな出来事があったにちがいありません。
見どころ②:もう一度喜んでもらえるか
植本は、榊木にもう一度花束を贈るために、フラワーデザイナーとして奮闘してきましたが、果たしてもう一度喜ぶ姿をみることができるのでしょうか。
付き合う前に、カラダの関係をもってしまった二人なので、これからどう関係が変化していくのかも気になります。
榊木は、心を開くわけでもなく、植本との間にも大きな壁を作っているので、これを乗り越えるには一筋縄ではいかないと思います。
【その恋、私にちょうだい】読んだ感想・レビュー
陰キャ男子学生
植本は、メガネをかける地味な男子高校生で、「陰キャ」という言葉がピッタリな男の子です。
バレンタインをもらって喜んだし、そのお返しに自分が大好きな花をつかって作った花束は、「絶対喜んでくれるだろう」という気持ちがいっぱいだったと思います。
でも女子高生のゲームに巻き込まれてしまい、その気持ちは崩れ落ちてしまいます。このときの気持ちを考えると、なんだか切なくなりますよね。
だからこそ、純粋に花束を褒めてくれて、喜んでくれた榊木に対して、強い憧れを抱いたんだと思います。
運命の再会!?
「榊木にもう一度花束を渡したい」という気持ち一心でフラワーデザイナーの道を突き進んできた植本なので、夜の街で榊木と再会したときは運命の再会か?と思ってしまうほど。
久しぶりに会えた喜びに植本は大はしゃぎですが、榊木は思ったほど喜んでいません。この二人の気持ちの差が、なんだかこれから先の不穏さを物語っています。
榊木の過去になにが?
高校卒業ぶりに再会した榊木ですが、純粋で素朴だった姿はどこにもありません!
キレイな容姿はそのままですが、なんだか“遊び慣れている女子”です。
植本が、自分に気があるとわかると同時にカラダの関係を迫るし、あの頃の榊木はどこへ?と思ってしまいますよね。
高校を卒業してから再開するまでの空白の期間で、植本は自分の夢に突き進み成功をつかんでいますが、きっと榊木は正反対な人生を送っていそうです。
まるで大きな挫折を味わった過去があるような気がしますね。
まとめ
高校時代に自分を救ってくれた憧れの人、榊木!
もう一度花束を渡して喜んでほしいという気持ちを一心に、フラワーデザイナーの道に進みますが、再会した榊木は、なんだか別人のような変わりっぷり…。
一体彼女の過去になにが起きているのでしょうか。
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