漫画『もう一度、御剣家に嫁ぎます～時戻りの花嫁は冷酷軍人に愛される～』は、異能を持たずに生まれてきたせいで虐げられてきた弥生が、冷酷な軍人・晴嵐と一年間の契約結婚を通して愛を紡いでいくお話です。
契約結婚の最終日、弥生を庇ったせいで命を落としてしまった晴嵐。過去に戻りもう一度晴嵐の妻となった弥生は、二度と彼を死なせないと誓って…。
時空を超えた和風ロマンスファンタジーをお楽しみください！
『もう一度、御剣家に嫁ぎます～時戻りの花嫁は冷酷軍人に愛される～』どんな作品？
| 作者 | たてのよこ / peep / taskeySTUDIO / noie |
| ジャンル | 少女漫画 |
| 出版社 | taskey |
| レーベル | comic フローリア |
作品の詳細
漫画『もう一度、御剣家に嫁ぎます～時戻りの花嫁は冷酷軍人に愛される～』は、「第1回ピッコマノベルズ大賞・年間優秀賞」受賞経験のある“たてのよこ先生”原作、“noie先生”作画の話題作！
原作は小説配信サイト「peep」にて不定期連載されています。
二度目の人生では、晴嵐を知ろうと頑張る弥生を応援したくなります！
さらに弥生は異能を持たないせいで疎まれていましたが、実はとんでもない力を秘めている事が発覚。
偽りの結婚から始まった二人の恋の行方が気になってしまいます！
物語の登場人物
- 楠本弥生
男爵家の長女でありながら、異能を持たないせいで虐げられてきた主人公。晴嵐と一年間の契約結婚をするが、自分のせいで彼を失い深い後悔に苛まれる。初夜に戻ってからは、晴嵐の本音を知りながら心を通わせていく。
- 御剣晴嵐
御剣公爵家の長男で“斬鬼”の異能を持つ有能な軍人。最年少で鬼討討伐隊の隊長に任命された絶対的権力者で、美しい見た目から羨望の眼差しを浴びている。口下手で弥生と一線引いているように見えるが、とても優しく気遣いのできる人物。
- 楠本皐月
“治癒”の能力を持って生まれた弥生の妹。美人で明るいが、姉を虐げる事で自尊心を保つ性悪女。晴嵐の部下・海斗と婚約している。
- 乾海斗
鬼討討伐隊の一員で、晴嵐の直属の部下。皐月の婚約者で人当たりが良さそうに見えるが、有能な晴嵐を妬んでいる。弥生を利用し晴嵐を失脚させようと企む。
【もう一度、御剣家に嫁ぎます】全話ネタバレあらすじ！
ここからは、作品のあらすじをご紹介します。※以下、ネタバレありとなっていますので、未読の方はご注意ください。
第１話：晴嵐との出会い
鬼を討つ異能を持つ者が権力を手にする世界で、男爵家の長女でありながら異能を持たず虐げられてきた弥生。
幼い頃、鬼に襲われたところを祖父の命と引き換えに生き延びた弥生は“疫病神”と呼ばれ、使用人以下の扱いを受けていました。
妹の皐月からも目の敵にされ髪を切り落とされながらも、祖父との約束を守り泣かずに堪えて耐えてきた弥生ですが、ある日父の借金のカタに見知らぬ男性の元へ嫁ぐ羽目に。
名前も知らない男性との婚姻に不安を抱く弥生を迎えに来たのは“斬鬼”の異能を持つ鬼討討伐隊の隊長であり、公爵家嫡男の御剣晴嵐で…。
“涙を流すのは嬉しい時だけ”という祖父との約束を守り、健気に生きる弥生に胸が詰まります！
第２話：最初の契約結婚
弥生の結婚相手が晴嵐と知り、姉を罵倒し婚姻を止めさせようと企んだ皐月。
しかし晴嵐に一喝された皐月が怯んだ隙に、弥生は御剣家へと運ばれます。
訳も分からず婚姻届を書かされた弥生は妻として尽くそうと考えますが、これは亡き祖父の爵位を相続するための一年限りの契約結婚だと聞き絶望。
それでも使用人の泉と共に美味しい食事を用意しながら、少しでも晴嵐の役に立とうと考えていました。
晴嵐に葵という名の愛人がいると知った弥生は落ち込みつつも、穏やかに一年が経過。
契約結婚最後の日、彼に感謝の言葉を伝えようと街へ出かけた弥生ですが、鬼に襲われた自分を庇ったせいで晴嵐が亡くなってしまい…。
妻を庇った晴嵐が亡くなる悲しい事件が起こりますが、その直後に起こった信じられない奇跡に度肝を抜かれました！
第３話：二度目の結婚生活
晴嵐を亡くした後、何故か一年前の結婚初夜に舞い戻った弥生。
神様がやり直しの機会を与えてくれたと考えた弥生は、初めて晴嵐の想いを知り戸惑いながらも最初の結婚生活と同じように穏やかな日々を送ります。
そんなある日、一度目の人生で御剣家に伝わる大切な礼服を汚し台無しにしてしまった事を思い出した弥生は、今度こそ同じ失態をしないと決意。
しかし決意も虚しくまたも礼服を汚してしまった弥生ですが、叙位式に出席したいと訴えます。
弥生の意思を汲み取った晴嵐は、失った礼服に代わる素敵な着物と簪を贈ってくれ…。
一度目の結婚生活では叙位式がきっかけで晴嵐とすれ違ってしまった弥生ですが、今度こそ彼を死なせないと誓い向き合っていく姿が逞しく応援したくなりました！
第４話：叙位式当日
一度目の叙位式では、みすぼらしい着物を着ていたせいで女中のようだと囁かれた弥生。
皐月からも罵倒された弥生は途中で帰宅してしまいますが、今度こそ最後まで出席し妻としての役目を果たそうと考えます。
叙位式当日、高価な着物を身に付けたおかげで参列者にも妻として認めてもらえ一安心。
しかし以前と同じように弥生に近付いてきた皐月は、二人が契約結婚という事実を嗅ぎつけ脅し、弥生を帰宅させようと企みます。
弥生に反論され激高した皐月は殴り掛かろうとしますが、晴嵐に制止され怯んでしまい…。
晴嵐の従順な部下に見えた海斗の意外な本音と恐ろしい企みに、身の毛もよだつ展開となっています！
【もう一度、御剣家に嫁ぎます】最終回結末を予想！
気になる結末ですが、個人的には以下のようなラストを予想しています。
- 弥生と晴嵐が本物の夫婦になる
- 弥生の異能が開花する
読者の皆さんは、どんな結末を予想していますか？
弥生と晴嵐が本物の夫婦になる
今は一年間の偽りの夫婦ですが、共に過ごす中で愛が芽生えると予想しています。
二人は初対面のはずなのに晴嵐は以前から彼女を見守っていたようですし、元々弥生に惚れ込んでいたのでは…。
一年間の契約結婚にこだわる理由は分かりませんが、二度目の結婚生活では添い遂げるのではないでしょうか。
弥生の異能が開花する
華族に生まれながら異能を持たないせいで”疫病神“と罵られていた弥生。
あくまでも個人的な予想ですが、以前鬼に襲われた際に祖父が命がけで弥生の異能を封印したと考えています。
今は何の兆しもないものの、何らかのきっかけがあれば秘められた異能が開花するかもしれませんね！
最後に【もう一度、御剣家に嫁ぎます】を読んだ感想
和風シンデレラストーリーに胸キュン
異能を持たないせいで虐げられてきた弥生が、無口だけれど優しい晴嵐に愛され幸せになる展開に胸が熱くなりました！
一度目の人生では晴嵐を失ってしまったものの、もう一度蘇ったのは神様が弥生の願いを聞き入れてくれたからでしょう。
同じ過ちを犯さないと誓い、晴嵐の妻として毅然と振舞う弥生が逞しくて読者としても嬉しくなりました！
今はまだ弥生の異能について明かされていませんが、おそらく何らかの異能を秘めていて、いずれ訪れる晴嵐のピンチを救うのでしょうね！
偽りの夫婦から本物の夫婦に
二人は初対面だと思われているものの、晴嵐が弥生を知っている様子なのが気になります。
また、離れに住んでいると言われている愛人・葵とは一体何者なのかも気になるところです！
一度目の結婚生活ではただ無意味に一年間を過ごしただけで、心を通わせる事のなかった二人。
しかし過去に舞い戻ってからは晴嵐の意外な一面も分かり、少しずつ距離が縮まっているようで嬉しいです！
晴嵐を妬む海斗が何か事件を起こしそうで心配ですが、弥生と二人で力を合わせて乗り越えて欲しいと思います！
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