【遺書を残して隠居するつもりがなぜか溺愛されてます】全話ネタバレあり感想!余命僅かな悪女と孤独な皇子のラブコメディ

少女・女性コミック

今回は『遺書を残して隠居するつもりがなぜか溺愛されてます』を読んだので、あらすじや感想をご紹介します!

前世で読んでいた小説の中の余命僅かな悪女に転生したヴィヴィアンが、残りの余生を静かに過ごそうとしたものの、嫌われていたはずの婚約者・アスランに執着され溺愛されてしまうお話です。

果たしてヴィヴィアンはアスランの元から逃げ出す事ができるのでしょうか?

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漫画【遺書を残して隠居するつもりがなぜか溺愛されてます】について

作者 Lichi / ED
ジャンル 女性漫画
出版社 ttstudio
レーベル ttstudio

物語の内容

事故死した主人公は、前世で読んでいた小説の悪女・ヴィヴィアンに転生。

ヴィヴィアンは夫となるアスランの権力と容姿に執着し、悪の限りを尽くし無残に死を迎える事が決まっています。

最悪の末路を避けたいヴィヴィアンはいずれ現れるヒロインにアスランを託し静かに暮らそうと考えますが、彼女は肺の病を患っており余命僅かの身体でした。

余生を穏やかに終えたいヴィヴィアンは莫大な財産をアスランに託すと、遺書を残し逃亡。

事情を知ったアスランがヴィヴィアンを探す中、彼女は出発早々盗賊に出くわし絶体絶命のピンチに陥っていました。

自慢の剣裁きでピンチを乗り切ったヴィヴィアンが獣の鳴き声を聞きつけ山中の小屋に向かうと、そこには怪我を負い檻に入れられた、獣化したアスランの姿があって…。

見どころ

このお話の一番の見どころは、ヴィヴィアンとアスランの恋の駆け引き!

遺書を書いてまで隠居したいヴィヴィアンと、そんな彼女を溺愛し一時たりとも離れたくないアスランの駆け引きが面白くて、シリアスな中にもクスっと笑える展開にハマってしまいます♪

物語の登場人物

  • ヴィヴィアン・エレオノーラ

前世で読んでいた小説「アスタロトの呪い」に登場する悪女で、この物語の主人公。

夫となるアスランの権力と容姿に執着し、悪の限りを尽くした挙句処刑される運命。

実は肺の病を患い余命一年の宣告を受けており、穏やかな余生を送ろうと逃亡を図るが、アスランに執着され共に生活する羽目になる。

  • アスラン・レジェフ・アスタロト

アスタロト帝国の第二皇子で、冷酷無慈悲と揶揄される北部の大公。

かつて大悪魔を倒した祖先により、黒い獅子に変貌する呪いを抱えている。

小説では妻の異母姉と恋に落ちヴィヴィアンを殺害するが、主人公転生後は彼女を愛し病を克服する方法を模索する。

  • ヨハネス・フリードリヒ・アスタロト

アスランの異母兄で、アスタロト帝国の皇太子。

禁忌の黒魔法を使い、王家の呪いを全てアスランに継承させた。

アスランの能力が暴走する事を恐れ、隙あらば殺害しようと企んでいる。

  • イリス・エレオノーラ

ヴィヴィアンの異母姉で、小説のヒロイン。

侍女との間に生まれた婚外子だったが、後にエレオノーラ公爵家の令嬢として迎えられる。

心優しい性格で、小説ではアスランと愛し合う運命だった。

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第1話~第5話の感想:恋の始まり

~ 第1話から第5話までのあらすじ ~

前世で愛読していた小説の悪女に転生したヴィヴィアンは、肺の病を患い余命僅かな状態。

小説では夫・アスランに愛想を尽かされ無残に殺される運命でしたが、穏やかな余生を送りたいヴィヴィアンは遺書を残し逃亡を図ります。

しかし逃亡からまもなく盗賊に出くわしたヴィヴィアンはピンチを乗り切ると、怪我を負い獣の姿で檻に囚われたアスランを発見。

アスランは祖先が倒した大悪魔のせいで黒い獅子に変貌してしまう呪いを背負っており、理性もなく言葉も通じない状態でした。

同情したヴィヴィアンは彼を助けようとしますが、アスランに襲われ気絶してしまいます。

ヴィヴィアンが自分を助けようとした事に気付いたアスランは人気のない洞窟へと運び休ませようとしたものの、追手に見つかりまたも窮地に。

しかし彼女の機転で難を逃れて以来、ヴィヴィアンはアスランにとって“気になる存在”に代わって…。

敵だったはずなのに

前世で愛読していた小説の世界に転生した主人公が、自分を殺すはずの夫に溺愛される展開に胸キュンでした!

悪女に転生したヴィヴィアンは静かに暮らしたいだけなのに、余命一年なんて酷すぎる…。

遺書を残し逃亡する行動力に驚かされましたが、嫌われているはずのアスランを助けたせいで好意を持たれてしまう展開も面白いです!

恋の駆け引き

とはいえアスランの好意を簡単に信じられるはずもありませんし、警戒しながら何とかして脱走しようとするヴィヴィアンに爆笑♪

ヴィヴィアンは当初の目的通り穏やかな余生を過ごす事が出来るのか、どうしても気になってしまいますね!

何とか婚姻届へのサインは拒否できたものの、アスランから病を治す方法を探し出し、死を免れたら結婚して欲しいと懇願されたヴィヴィアン。

原作ではいずれ肺の病に効く特効薬が開発されるそうですし、生き延びればチャンスはあるかもしれませんね。

何としても生きたいヴィヴィアンは応じますが、これで幸せになれるのでしょうか。

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第6話~第10話の感想:動き出した歯車

第6話から第10話までのあらすじ

脱走に備え準備をしていたところを誤解され、アスランと二人で外出する羽目になったヴィヴィアン。

そこで母の形見を盗まれ助けを求める女性に出会ったヴィヴィアンは、アスランと共に撃退します。

アスランとの距離が縮まり困惑する中、一人外出していたヴィヴィアンは何故か皇太子のヨハネスに呼び出され皇宮へ向かいます。

ヨハネスがアスランと自分の仲を引き裂こうとしている事に気付いたヴィヴィアンは、毅然とした態度で対応しその場を去るのでした。

その後、体調を崩したヴィヴィアンを案じながら、日に日に彼女に惹かれる自分に気付いたアスラン。

彼女に秘密がバレる事を恐れながらも、ヴィヴィアンを手放したくないと思い始めていて…。

運命的な出会い

誤解がきっかけでアスランと共に街へ出かける羽目になったヴィヴィアンですが、楽しそうな二人を見ているとまるでデートのよう。

途中で形見を盗まれた女性を助けるアクシデントに見舞われましたが、息ぴったりにスリを撃退する二人が面白くて笑ってしまいました!

それにしても、この被害者の女性には何だか見覚えがあるような…。

モブキャラとは思えないくらいハッキリと顔が描かれていましたし、きっと二人と縁のある人物なのでしょうね!

兄との対立

ついにアスランの宿敵で異母兄のヨハネスが登場しましたが、想像以上にサイコパスでゾクゾク…。

禁忌の魔術を使いアスランに呪いを擦り付けたという設定に腹が立つと共に、ヴィヴィアンまでも取り込もうとする無神経さに呆れてしまいます。

ヨハネスはヴィヴィアンがアスランの秘密を知らないと思い込んでいるようですが、もし知っていると分かればどんな反応をするのでしょうか。

また、終盤ではエレオノーラ公爵家に向かったヴィヴィアンとアスランが予想外の人物との再会を果たしており、お話の続きが気になります!

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【遺書を残して隠居するつもりがなぜか溺愛されてます】最終回結末について考察!

最終的に、ヴィヴィアンとアスランは結ばれると予想しています!

小説ではヒロインのイリスとアスランが結ばれる事が決まっており、ヴィヴィアンは無残にも殺される運命。

しかし主人公が転生してからはイリスにまつわるイベントは全てヴィヴィアンが経験していますし、もはやヒロインが入る隙など残されていないように見えます。

さらに孤独を抱えるアスランの心を溶かしたのもヴィヴィアンですし、たとえイリスが現れても目移りする事なく、妻だけを愛し続けるのではないでしょうか。

小説では肺の病の特効薬が開発される事も決まっていますし、ヴィヴィアンには最後まで生き抜いて幸せに暮らして欲しいと思います!

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まとめ

『遺書を残して隠居するつもりがなぜか溺愛されてます』について紹介しました。

小説に登場する悪女に転生したヴィヴィアンは、残された余生を穏やかに過ごすため遺書を残し逃亡を図ります。

しかし、何故か夫となるアスランに執着され困惑していました。

モモジ
モモジ

孤独な皇子×余命僅かな悪女のラブロマンスをお楽しみください♪

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